
ビジネスモデルと競争戦略
「競争戦略」と聞いてどんなものをイメージするでしょうか?
ではどのようにして、競争を避け、つまり他社との差別化を図り、持続的な競争優位を築くことができるのでしょうか?
単に製品やサービスレベルの差別化だけでは模倣されてしまう場合が多く、一時的な優位となってしまいます。企業の長期的な競争優位を築くために着目するべきものは、事業の仕組みレベルでの差別化、つまり「ビジネスモデル」の差別化です。
複雑で模倣困難な「ビジネスモデル」をいかにして構築し、いかにして保つか、そしてそのための組織作り。
井上ゼミでは、研究と実践を通じて、「競争戦略とビジネスモデル」を学びます。
「競争戦略」と聞いてどんなものをイメージするでしょうか?
ではどのようにして、競争を避け、つまり他社との差別化を図り、持続的な競争優位を築くことができるのでしょうか?
単に製品やサービスレベルの差別化だけでは模倣されてしまう場合が多く、一時的な優位となってしまいます。企業の長期的な競争優位を築くために着目するべきものは、事業の仕組みレベルでの差別化、つまり「ビジネスモデル」の差別化です。
複雑で模倣困難な「ビジネスモデル」をいかにして構築し、いかにして保つか、そしてそのための組織作り。
井上ゼミでは、研究と実践を通じて、「競争戦略とビジネスモデル」を学びます。
ゼミのモットー
井上ゼミでは「考動する知識人」をモットーに、机上で「学」ぶだけでなく、外に飛び出し行動しながら「学」ぶことを心がけています。また、ゼミ生同士で白熱した議論を交わしながら、日々の向上を目指し、一人一人「成長」を意識してゼミ活動に取り組んでいます。
そして、ゼミ生には、ビジョンをもって現状の枠組みから一歩超えてほしい。「海軍に入るくらいなら、海賊であれ」("It's better to be a pirate than to join the navy." by Steve Jobs)という精神で、その道を究めてほしいと思っています。そんな思いを込めて、2011年にゼミ旗を制作しました。

ゼミ旗
ゼミの行動指針
ゼミ生がゼミのミッション・ビジョンの達成に向け、持つべき心構えや、取るべき行動を表したものです。
※学生によって定められた行動指針です。
1.切磋琢磨
協調と競争によって、成果を生み出します。
2.誰もが主役
自分の強み、互いの強みを見つけ、それを突出した能力にすることで成長します。
3.結果にこだわる
インプットしたことを実践し、結果を出すことにこだわります。
ゼミ運営体制の概要
井上ゼミでは、ゼミ生が主体となってゼミを運営しています。ゼミ活動を受身で行うのではなく、主体的に行うことで学習意欲が高まり、さらに組織運営を肌で学び取ることができます。ゼミ運営の具体的な仕事は、学習、リクルート、企画、渉外の4つの役職で分担して行います。
役職の概要
役職 | 内容 |
---|---|
学習 | ゼミを統率し、資源配分を行うことで、最大のパフォーマンスを引き出すことが学習という役職のミッションです。このミッションを達成するために、ゼミ生がより効率的・効果的な学習ができるよう、学習カリキュラムの作成や修正を行ったり、研究をよりよいものにするため各研究グループの進捗を適宜管理しています。 |
リクルート | ゼミの長期的な成長のために、どんな人材が必要かを見極め、ゼミ全体を巻き込んで選考活動をマネジメントをしています。具体的には、求められる人物像を決定したり、説明会・見学会のコンテンツ作成、面接などの選考活動の運営を通して、ゼミを支えています。 |
企画 | ゼミを盛り上げ、ゼミ全体の雰囲気向上をミッションとしています。 合宿やOBOG会などのオフィシャルな行事から、ゼミ生の誕生日企画まで様々なイベントの企画・運営を行います。また学習と連携し、新しい刺激を与えられるようにインゼミ等外部との交流の企画も行います。 |
渉外 | ゼミのホームページやX(旧:Twitter)、Facebookなどの管理を担当し、ゼミの広報活動を行っています。また、外部講師の方をお招きしたワークショップの運営補佐も行っており、ゼミと外部の入り口としての役割も担っています。 |
役割の概要
それぞれの仕事では、プロデューサー、ディレクターの役割に分かれています。プロデューサーは、議論の集約や統合を行い、チームを推進していきます。具体的には、進捗管理や議論のファシリテーターなどです。ディレクターは、出来上がった議論に対して疑問を投げかけ、時には教官にも新しい視点を投げかけます。
プロデューサーとディレクターの二つの役割を設けることで、それぞれの役職の仕事をより創造的なものにします。特に「学習」と「リクルート」は創造的な議論を必要とするため、これらの“役割”が重要になります。